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空はどこから

地味に日記を書いていきます

しょせん観光客、なれど……熊本城復興に思う

熊本城を背景に、坪井川付近。正面には清正公の銅像
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これは清正公が築城を指揮した時の装いらしい
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そこから見える、崩れた石垣
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観光客が近寄って写真を撮っている。それは災難を他人事として「見物」している姿に見える

f:id:faimil:20170107071749j:imageそして私もその一人……

行幸橋を渡って桜の馬場・城彩苑へ

 

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歴史オタというほどではないが、私も年相応に歴史好きではある。でもここに来た目的は城彩苑湧々座の花童公演f:id:faimil:20170106190223j:image

被災した熊本城を見たかった訳ではない

湧々座の脇に復興城主(寄付金)の受付コーナーがある
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それを横目に会館内へ
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極彩色、虎退治の清正像
その近くに視聴覚コーナーがあった。『今、熊本城の中で何が起きているのか?』――被災状況を克明に撮影した映像が綴られていた
そのー枚――
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これを見たとき、ああこれはダメだ、と思った。こんなもの、どうやって復元するのだ

 展示会場を抜け出して、復興城主の申し込みコーナーに戻った

圧倒的な暴力に曝されたこの状況――復元なんて出来るんですか?

「20年掛かります」スタッフの男性が言った

20年……こつこつ、こつこつ……この地の人々は、石垣を組み直し暴力の傷痕を癒していくのだろう

申し込みをすると、震災前後の城の写真集を渡されたf:id:faimil:20170107080936j:image

熊本城本丸御殿――f:id:faimil:20170106122404j:image

花童の名作動画が数多く残されている、憧れの舞台。もちろん閉鎖されている
ここで私が花童を観れるのは、いつのことになるのだろう

 

熊本の被災に対し、私はしょせん物見遊山の観光客、他人である

でも、来て、見る、ということは、寄り添うということの、小さな、ほんの小さな一つなのかもしれない

城彩苑で見つけた写真――

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くまモンが城壁を直している

こつこつ、こつこつ……