水前寺公園 清水でタンタン♪
熊本の地名は元は「隈本」。清正公(せいしょうこう)さん――この地では加藤清正をこう呼ぶ――が、もっとカッコイイ地名がいいや、ということで「熊」の字になった
隈本の語源は幾つかあるが、一説では「曲がりくねった川のあるところ」であるらしい。つまり、くまもととは、水が豊かな土地、という意味である――
24日、予定は夕方の湧々座のみ。そのあと空港に走って羽田に戻る。まず城彩苑の駐車場を確保して……さてどうしよう
チンチンチンと電車に揺られて公園前へ。水路の脇を入園口へと辿る。その水路を覗き込んで驚いた。水がとてつもなく澄んでいる
悠然と泳ぐ鯉に翳りを与えるのは水紋のみ。下水の濁りを想像していたので呆気に取られる。前日の江津湖でも思ったけど、隈本はホントに水清き土地である
水前寺公園・成趣園の樹木が見えてくよく見ると くまモンもお出迎え(笑)
ああ、ここだよ!この風景をバックに花童が踊っていた一昨年のYouTube動画では粉雪の舞う中、くるみちゃんとあやのちゃんが優雅に扇を揺らして踊っていた。そして背景を白い鳥が何羽も横切った
園内の能楽堂。戸板の奥を覗き込むと、松の背景図が見えた
花童は下手の渡り廊下から登場し、この松の舞台で踊っていた。ああ、生で観たいなあ
池の水はあくまで清澄、鯉もろとも飲んでみたい
水前寺公園 清水でタンタン♪ 口ずさんでみる
突然、バサバサと羽音。水鳥が先を争うように水面すれすれを飛んでいく――対岸には鯉に餌を撒いているアベック。その餌を目指して特攻しているのだ
正面から見てみたいな――売店で餌(麸)を仕入れて水辺でばらまいてみると
来た!
来た来た~!
シュパパパ~
阿鼻叫喚
こちらはアオサギ、お大尽風情で乙に澄ましている。スマホを構えてソロリソロリ
逃げられた
公園内のお土産店
こんな本を見つけた
パラパラめくると『牛深ハイヤ』の由来が載っている。異郷で地元出版の本を探すのが好きなタチなので、買おうと店員さんを探すと――花童の絵はがきが貼ってあるのが眼に留まった。出てきたおばさん(ここの店主さん)に花童の話題を振ると、俄然話が盛り上がった――「写真あるからあげますよ」引き出しの中をごそごそして、見つかった写真――それは奇しくも、今はメンバーにいないあやのちゃん、東島姉妹の生写真だった。探してくれている間、ふと後ろの棚を振り向くと、カワイイ娘さんと目があったので……連れて帰った
おてもやん
「玄宅寺って、この近くですか?」妻が聞くと「すぐ裏ですよ」
行ってみた
玄宅寺では花童の月例舞踊会が開催されている。でも木曜日なのでなかなか観れそうにない
ああ~熊本に住んでいればなぁ
この日、何度目かのため息……