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空はどこから

地味に日記を書いていきます

応援の楽しみ~東京マラソン編

間違って新宿の交差点で深呼吸したことがある。呼吸が止まってゲフゲフと咳き込んだ

そんなところを走りたいって、何故?

それは……トーキョーだからです
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今回、妻の北海道の友人が抽選に当たって出場。もう一人、抽選に漏れた友人も「おトモ」に付き添った。当然妻のテンションは上がる。私も「おトモ」に付いてった(笑)

 

スタート地点は混雑してとても落ち合えないだろう――と神保町、7キロ地点でおトモダチと待ち合わせ

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例によって、ボランティアさんの数が多い。いざ始まると給水場は戦場になる。ミーティング後にテーブルの設置、ご苦労さま

うろついてたら、たい焼き型カイロを貰った。いいお土産になるね

f:id:faimil:20170227181328j:imageこの日は晴天、暖かくてマラソン日和。カイロは使わず持ち帰った

 

ランナーは約3万人、沿道で応援してても気がつかないだろうと用意したのがこれ

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熊本城・城彩苑で入手した「熊本城マラソングッズ」
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まあ、細かいことは言いっこなし。ランナーにはコスプレもいっぱい。くまモンは着ぐるみからキャップやTシャツ着用も含めてざっと30人はいた。その都度「くまモ~ン!」と応援したから、まあイイよね


スピードランナーが駆け抜けた後、ワラワラ現れる一般ランナー。お目当てのランナーはどこ?と沿道の応援はみんな乗り出して斜めになる。これで一時間もいると身体がバリバリに固まる
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今はGPSでお目当てのランナーを検索できるので大変便利。でも走り過ぎるのは一瞬、タイムラグがあったらおしまい

となりに立っていた家族連れのおばさん。「こんなに大勢いたら分かんない」と愚痴った末に――「しょう子ちゃーん!しょう子ちゃーん!いたら返事して~!」と叫び出した。そんな無茶な(汗)と思っていたら、結局しょう子ちゃんは見つかった。周りの観衆、しょう子ちゃんってどんな人?と一斉に注目した

 

来てみて分かった。東京マラソンの良いところは交通網――地下鉄を駆使して、何ヶ所も移動して声援できる

これは3ヶ所目、立ち止まりNGの歩道橋上で慌ててパチリ

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この下で妻たちとはぐれる。携帯で「おーい何処だ!? 俺はここだぞー!」と赤いスティックを振っていたら――「あ、旦那さん」と目の前でランナーの○○美さんが立ち止まっている

「わっ!今、迷子です」と……全く応援に来てんだか邪魔しに来たんだか(汗)

4ヶ所目、芝の増上寺前。ここは絶好の撮影ポイント

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増上寺は家康の菩提寺。江戸文化の象徴のひとつ
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そしてバックに東京タワー

応援のギャラリーもいっぱい

ここは無事に〇〇美さんと遭遇。実は2ヶ所目はタッチの差で見逃している

地図と首っ引きで次のポイントを相談する妻とおトモダチ。その脇で所在なげにスティックを叩いてビンビン音を出していた私は……ウザイ子供なみ

結局、無理して行き違いになるよりは、とゴール間近に直行する。皇居から一本入った行幸通り

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もう歩くランナー、足を引きずるランナーも多い。硬い舗装道路で42キロ。私なら30分も走れば膝がパカンだ

観衆はお目当てのランナーを見送れば立ち去るから最前列は次々変わる。私の脇の狭いスペースに小さな兄妹が潜り込んできた。後ろでおばあさんが「良く見てるんだよ」と微笑んでいる。と「パパだ!パパだ!」子ども達が跳び跳ねる。三十代くらいのお父さんが駈け寄ってくる。おばあさんに場所を譲った。「ありがとうございました」と立ち去る姿に、やっぱり譲り合わなきゃなあ、と思う

やがておばさんのー群が現れる。私達の後ろから路上を眺めて盛んに「テラダさん、テラダさん」と言っている。「来た~!」「テラダ!テラダ!」の大合唱。私達三人はとっさにしゃがみ込む。見た目六十代の「テラダさん」は走り寄り、私達の頭越しに華麗に投げキッス

「ありがとね~」と立ち去るおばさん達を尻目に、さて我らが○○美さん――ところが待てど暮らせど現われない。やがておトモダチが「あっ!? もうゴールしてる!! 」

三人で目を凝らしていたのに、何故見逃した?

テラダだ!あの時通り過ぎたんだ!

目を逸らしたタイミングって、他に考えられない

う~ん、テラダめえ~!

譲り合いなんか、しなきゃ良かった!?

一時間近くも待機して、結局○○美さんを見逃した、その悔しさ……

私たちは以後、このエピソードを『寺田屋事件』と呼ぶことになる……かどうかは知らない(笑)

 

ゴールの後、荷物置き場――日比谷公園――まで歩くらしいよ

え?東京駅と日比谷公園って、遠いよ

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皇居沿いまで戻ると、そこには白い長蛇の列。まるで難民の移動のようだ
ふらふらでゴールした後、防寒シートを羽織り、汗の冷えた身体で延々と歩かされる……何だか完走した勝者の姿に見えない

「リタイヤしてバスに乗った方がマシじゃないの? 」と言ったら、「そういうバスの中って暗いらしいよ~」と、おトモダチにたしなめられた(笑)

 

私は思うのである。トーキョーは「数」のマチである。「数」を処理するには、個性豊かに走り抜けたランナー達をこのように扱うしかないのである

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もし私が走るなら、田舎の大会を選ぶね。完走後、回送バスで地元の温泉保養所に運んでくれるような大会がいいね

でも応援するなら……東京は面白かった

おトモダチが出れば――

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また来るよ~(笑)