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空はどこから

地味に日記を書いていきます

応援の楽しみ ~ アクアライン・マラソンのこと

私の足は、いつの間にか走ることに適さなくなったらしい

仕事柄、山林を歩くことはある。一日中歩いたりもするからスタミナはそれなりにある。でも平場を走ろうとすると、5キロで膝がパカンとなる。膝の筋がジンジンと痛みだし、足がアスファルトの舗装にめり込むように重くなる

妻はマラソン大会には出たがるのだが、こいつは10キロコースを笑顔で「歩き切る」ようなヤツだから、ハーフ以上はとても無理

ちばアクアライン・マラソン――千葉県木更津市で発着し、アクアラインを走って海ほたるで折り返す

海の上を走るなんて、気持ち良さそうだなあ、とは思う。でもコースはフルかハーフのみ。海の上だけ走る5キロコースなんてない(当たり前だ)

さて、札幌にいる妻の友人が今回このマラソン大会に出場することになった。これまで札幌の大会で何度もフルマラソンを完走している強者である。5キロでパカンの私とは身体の造りが違う

千葉県民のファイミル夫妻、当然応援に行く

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木更津は過去に一度来たことがある

しょ、しょ、しょじょじ~♪の狸囃子で有名な証誠寺はここにある

でも、期待しないように――今は市街地の一角、狸囃子の聞こえそうな鄙びた風情はない

一万人以上が参加する大会で、友人の姿は見つけられるだろうか、と思ったけれど、文明の利器とは有りがたいものだ。スマホGPS機能で現在地が分かるらしい

一ヶ所目、8キロ地点。給水所付近

ボランティアのおばさんがいっぱいいる。凄くいっぱいいる。こんなに動員が必要なのかな、と思ったけれど、選手が全て通過してからの後始末を見て納得する。とにかく凄いゴミの量だった

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500mlのペットボトルなんて持ち込まなきゃいいのに、と思う。あっという間にゴミとなるボトルの山、勿体ない

給水なら、関東各地から自衛隊のタンク車が動員されている

震災以降、自衛隊の株は大いに上がった。武力を誇示するよりも、災害時に文字通り「国民を守ってくれる」自衛隊はヒーローである。旗がカッコ良くて、いっぱい撮ってしまった

私のお気に入りは天狗のマーク、アカギ飛行隊

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こちらは般若、対戦車ヘリコプター隊
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 第103飛行隊に
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群本部付隊
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……話が逸れた

さて、妻とランナーの友人はGPSで位置を確認できるようスマホで設定していた。友人はコスチュームの写真をメールし、妻は目印にピンクのタオル(桜マラソンの記念品)を振るね、と伝えていた

もうすぐ、もうすぐ、とスマホに首っぴきの妻。ピンクのタオルを構えながらランナーに目を凝らす私――と!

ランナーの群れを離れて女性が駆け寄ってきた。スマホから目を上げておっ、と驚く妻。目の前にいるのにピンクのタオルを慌てて振り出す私

「どうも、お久しぶりです」と立ち止まってお辞儀され「あ、どうもご丁寧に」

慌ててカメラを構えた妻の写真には、深々とお辞儀する友人の頭が写っていた

息を切らす様子もなくコースに戻る友人を眺めながら「ビックリしたね」「うーむ、応援に来たのか邪魔しに来たのか分からん……」

よーしリベンジだ、と2箇所目に移動

でも、ランナーが全部通り過ぎるまで車道を横切れない。最終ランナーが恥ずかしそうに歩いて通行し、最後尾確認車が通り過ぎた。ボランティアのおばさん達が路上に出て散乱した紙コップをホウキで掃いている。それでも「許可があるまで横断はご遠慮ください」と若い警備員の使命感は堅きこと岩のごとし。こっちも小市民の意地で指示があるまで絶対渡らないぞっ、と待っていたら――給食所のおばさんがお盆に山盛りの食べ物を載せて「余してもしょうがないから、ほらいっぱい持ってって」と

f:id:faimil:20161031231444j:imageチョコパンもろた(笑)

 

さて2箇所目は20キロ地点

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アクアラインを降りて直ぐのカーブ。次々と現れるランナーの顔、顔、顔……

人間っていろんな顔があるんだな~、と当たり前のことに感心した。妻は回転ずしみたいだと思ったらしい(笑)

顔を出さない人もいる――コスプレランナー

プーさんf:id:faimil:20161031231234j:image

チーバくんf:id:faimil:20161031193203j:image

一番笑ったのはこれ

f:id:faimil:20161031193248j:imageカオナシ……渋いところを狙ってきたなあ(笑)

 

さて、スマホGPSにはタイムラグがあるかも知れない、と妻が言うので、早くからピンクのタオルを頭上で振り続ける

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背後にはマラソンの定番、太鼓の応援団。リズムに合わせて振っていたけど、だんだんクタビレてきた。腕を下げたその時、友人が手を振って軽やかに駆け抜けた――「写真撮れた?」「……失敗した」「よーしリベンジだ!(こればっか)」

 

車を止められる場所は限られるから、一気にゴール地点に向かう。やっと駐車場を見つけて、途中腹ごしらえして目的地へ。ここでは賑やかにイベントが行われていた

ゆるキャラがいっぱい

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f:id:faimil:20161031194557j:imageたくさん居すぎて、誰が誰やら分からん(汗)

f:id:faimil:20161031194609j:image妻のお気に入り、テントウ虫ちゃん

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一番可動域の狭かったのはこの子。着せられた人は難儀したことだろう
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うしちゃんが目線くれた

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我らがチーバくん、一番人気。私はなかなかのチーバくんファンで、数年前、幕張メッセで佇んでいる姿を見たときは、けっこう萌えた

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チーバくんと連れだっていたのは袖ケ浦市のマスコット

木更津は証誠寺のタヌキだったらしい……でも遠目に後ろ姿が見えただけ、写真撮れなかった

 

さて、再び話を戻して

今度こそは先に見つけるぞ、と目を皿にする。もはや見慣れたコスプレランナーが通り過ぎていく……クマもん、ガッちゃん、サイヤ人……

来た!

「〇〇みちゃ~ん!」

今度は向こうが気がつかない――タオルを振りつつ「〇〇みちゅゎぁ~~ん!!」

そして私たちに気がついて、両手を振って笑顔で走り抜ける姿を見送り

「写真撮れた?」「……失敗した(汗)…速すぎるんだもん」

あーもう、と思いつつ――でもまあ、面白い一日ではあった

 

なんかさ、マラソンを応援するのって

用水路に笹舟浮かべて、流れてくるのを待っている感じに似てるよね……

とりあえず、ー句――

天高し  友は舗装を 流れくる

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秋日和、愉しい一日でござんした