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空はどこから

地味に日記を書いていきます

それいけ、盆踊ら~!

我が愛しの葛飾は8月で盆踊りが終る

何故か東京では、月が進むと共に盆踊りも東から西に移動する

荷物が邪魔にならないよう、ファイミル夫妻は車で盆踊り会場へと向かう。それからタイムパーキングの出来るだけ安いところを探す。でも、会場が西へと離れるにつれて、都内の横断がだんだん苦痛になる

「来年どうするかはともかく、一度行ってみないと分からないから…」いつの間にか妻の方が熱心だ

本郷菊坂――雨模様の中、4時には中止を決めていたらしい。しょんぼり帰っていく浴衣姿がちらほら

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ああ、本郷菊坂!昼間散策したかったなあ。菊坂ホテル(菊富士ホテル)はどの辺にあったのだろう。

上村ー夫の劇画『菊坂ホテル』は小説王(山川惣治絵物語復活を看板にした文庫サイズの雑誌、荒俣さんの帝都物語もこの雑誌だった)連載時に読んで単行本も買った。このホテルに滞在した著名人の内、竹久夢二谷崎潤一郎にスポットを当てていた。夢二が名作『黒船屋』を描いたのは、正にこのホテルらしい。

そして谷崎、菊池寛斎藤茂吉今東光ら、当時の文人の「バケモノ」振りが、骨太のタッチで描かれていた――

今、散策してみたら、東京市の情緒はどれくらい感じられるのだろうか

 

閑話休題、翌日出直し

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またもや雨模様だが、この日は無事開催。先ずは子どもの時間。お菓子とおもちゃ(振るとピカピカ光るアクセサリー)がたっぷり用意されている。その後は少し離れて花火を始めた。もうもうと煙が上がっている

……などという喧騒はそっちのけ、大人達は踊りまくる。もう9月も下旬、盆踊りシーズンはいよいよ終わりを告げようとしている

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演目はこれ、でも音楽テープの調子が悪くて順番に流せず。何でもいいから流せ流せ!と踊り手達。結果として炭坑節と八木節が何度も流れたのはラッキーだった。郡上おどりなんて、難しくて踊れない

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この会場は路上に太鼓を置き、その周りを細長~く踊り手が囲む。踊り手が増えるに連れて楕円はどんどん伸びていく

輪の中央にお師匠さんが二人、正にお手本となって踊っている

キリリとした着物姿の絹代師匠(言わずと知れた、田中絹代さん似)と、あっちゃん(佐々淳行さん――元・内閣安全管理室長にして、東大安田講堂事件鎮圧の指揮官――に似てる。因みに私はこの人を尊敬している)

この二人の端整な踊り、手本にすると凄く分かり易かった

 

そして9月のラストは青山。葛飾の東に住むファイミル夫妻にはホント、遠かった

ここの盆踊りはすごく盛況らしいよ、と妻

そりゃそーだ。盆踊りシーズンもいよいよ終わり、しかもこの日開催しているのはここだけなのだ

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踊りの輪はどんどん厚くなり、もはやステップの隙間もない

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その中に見たことのある顔がちらほら。東京中の「盆踊らー」総集結だ

絹代師匠にオニッポリくん・姫香さん。若さん・いとさんを見るのは久し振り。日暮里での白シャツくん、ブーツさんはそれぞれ粋な浴衣姿。村田くんにプラモさんもいる。早稲田で見かけた虎キチさん(阪神のハッピを着ている)、町会さんと書記長さん(いつも演目をメモしている)。柴又にいた神風じいさんまでいる――この人、どこに住んでるんだろう

混雑の中、踊りの身振りはどんどん小さくなり、私の踊りも無気力さん並み。そんな中でもすぐ後ろで「はいよ、あらさ!」とご機嫌な合いの手、友近さんだ

本会場から離れて、片隅で小さな輪を作る盆踊ら~のー団

f:id:faimil:20161013191313j:image踊りが上手過ぎて、もはや神々しい

 

かくて9月は終わりぬ

で、、、実は10月も有るのである……

私の盆ブログはいつまで続くんだぁ?